メディアの未来(3)~インターネットと本は融合する~
「書店」「印刷」「電子書籍」「出版」「広告」「編集」「クロスメディア」「PR」といったワードからメディアの新しい取り組みのニュースの紹介と一言コメント。
20141108
・アマゾンがあるのに、本屋は必要? 本を愛する男が語る、“小さな書店”の生きる道 | ログミー[o_O]
本の中身がインターネットに溶けていくとしたら、そのコンテンツは何100倍にも価値を増すだろうなぁ、って思ってるわけです。
その「あそこに行けば何でもある」っていう風に人が思っている。まぁ、何でもとは思ってないけど、たいていあると思っているということは1つの大きな書店の大きな強みなんですよね。
・モスクワの地下鉄駅が電子書籍の図書館へ変身 : ギズモード・ジャパン
地下鉄の駅を、電子書籍の図書館にして、ロシアン文学作品をダウンロードして読んでもらおうと言うのです。
本の再定義。本はどこからも購入できるという話。内沼さんの上の記事とも被ってくる。
・スマートフォン・タブレット向け電子書籍サービスの開始について|プレスリリース配信サービス【@Press:アットプレス】
いったいなんだろう。発表は19日とのこと。
・Kindle対抗へ──ドワンゴが「i文庫」「読書メーター」を買収した理由、川上会長に聞く (2/3) - ITmedia ニュース
「コピペできたら超便利じゃないですか。無料のWebサイトはコピペできるのに、電子書籍はコピペできない。Webサイトより便利にしないと、電子書籍は競争力がないと思う」
内沼さんの話とつながってますね。本とインターネットがつながっていく。
・サイファー・テック、2014年7-9月の電子書籍利用動向を集計|サイファー・テック株式会社のプレスリリース
2014年第3四半期の利用数は前年同期比56%増となり、電子書籍市場が順調に拡大を続けていることを裏付ける結果となりました。
紙媒体の本に限っても、本離れが進んでいるのは否定できまい。
・全売上の2.3%…ますます落ち込むコンビニの出版物販売額(2014年発表版)(不破雷蔵) - 個人 - Yahoo!ニュース
コンビニにおける売上、影響力の減退が続く印刷物だが、その一方でコンビニを「地域社会と密着するトレンド発信地的な重要拠点」と定義した上で、広報展開的な意味合いも持たせた雑誌を発売・配布する動きもある。
コンビニで雑誌・本を買う理由が別にないですね。日常生活にとって本や雑誌が不可欠な時代は終わって、スマートフォーンになったという単純な話だと思います。
・【ぐるなびのチョットぐな話】目利きによる確かな情報 「ippin」誕生 (1/2ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)
価格や知名度だけにとらわれず、ストーリーや世界観の視点でセレクトした食にまつわる品を紹介する。情報発信するのは、シェフや食の専門家、グルメな著名人など約60人。情報過多の時代に、確かなモノを求めるユーザーを「食の愉しみ」でつなぎ、新たな価値やライフスタイルの提案として発信する。
アルゴリズムのキュレーションと人力のキュレーションはすごみ分けされていきそうですね。
・ソーシャルリクルーティング、旅系キュレーションメディア立ち上げ | オルタナS
就職支援につながるサイトを立ち上げても、登録者は就職活動が終了すると、そのサイトから離れていってしまう。この課題を解決するために、日常でも親しむことができる同メディアを立ち上げた。同メディアで集めたトラフィッキングを、同社の採用支援のサービスなどにもつなげる考えを持つ。
非日常と日常の双方で読者を獲得していく。
編集ハ(ファ)ック~編集を「編集」する~