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頑張ります。

メディアの未来(13)~本創りをシェアするという「編集」の再定義~

「書店」「印刷」「電子書籍」「出版」「広告」「編集」「クロスメディア」「PR」「コンテンツマーケティング」「オウンドメディア」「新聞」「古本屋」「雑誌」「キュレーション」といったワードからメディアの新しい取り組みのニュースの紹介と一言コメント。

 

20141203

 

グイン・サーガ読破専用機も〜全集組み込み型電子書籍端末、大日本印刷が発売 -INTERNET Watch

 

大日本印刷株式会社(DNP)は、独自開発した電子書籍端末に作家全集などを収録したパッケージ商品「honto pocket(ホントポケット)」の販売を12月11日に開始すると発表した。まずは早川書房から出版されているミステリー全集など5タイトルをラインナップ。

 

電子書籍端末ではなく、“電子の本”というコンセプトで事業化を目指し、新しい読書体験を提供する」とアピールしている。

 

→新しい読書体験ではあるが、ユーザーはこういった機能を求めているのか?ワンピース全巻がまとめて読めるということだと思うが、電子に愛着を感じるのか?ストックしたいと思うのか?それがサービスの核心になると思う。

 

米メディア『Quartz』が語るジャーナリズムの破壊系イノベーション | Biz/Zine

 

デジタルメディアとジャーナリズムについて、米国のメディアの状況から多くの課題と可能性が提示された。米国のメディアとジャーナリズムの世界で起きている破壊系のイノベーションは、日本にも到来することを予見することを示唆していた。

 

→何がイノベーションになるのだろうか?

 

「超あやしい取材に逝ってきました。」→やっぱりちゃんと取材に行った記事はとても面白い : Blog @narumi

 

◯◯に行ってきた、みたいな話が大好きなのでこれは嬉しい。 いろいろな取材があったけど、「汚部屋掃除逝ってきました。」「路上生活してみました。」「密教僧侶に会ってきました。」あたりがとても面白かった。やっぱり実際に現場に行って自分で体験してくるってとても大事ですね。

 

→面白いことをするのではなく、面白いことが起っている場所に行くという発想。

 

読みやすく、新鮮な紙面作りに知恵絞る ―米ニュース・デザイン協会の国際会議で(小林 恭子) - 個人 - Yahoo!ニュース

 

新聞のデザインはとても大事だと思う。ニュースサイト、ウェブサイトのデザインが(ユーザーインターフェースも含め)重要であるのと同様に。どんな形で読み手とつながりたいのか、どんなメッセージを出したいのかなど、その新聞のスタンスが如実に表れる。

 

ニュースアプリが紙に再帰? NewsPicks、タブロイド版をビジネス街で配布 #販促会議 | AdverTimes(アドタイ)

 

「紙のメディアを発行することでブランディングを図りたい」(ユーザベース 坂本大典氏)との考えもある。

 

インフォメーションニュース ・ F1、スーパーGT、SF etc. モータースポーツ総合サイト AUTOSPORT web(オートスポーツweb)

 

WebMoney決済をご利用頂いた方を対象とした『クリスマス直前プレゼント』を実施しています。

 

Elastic: フィナムが紙媒体に進出

 

ウェブだけではなく紙の発行にも取り組んできたが、来春から本格的に"紙の雑誌"を展開するようだ。

 

→紙でのブランディングか?

 

生活者とメディアに関する新しいテーマとして「Media Extension -ひろがる生活、ひろがるメディア-」を発表 | 博報堂DYメディアパートナーズ

 

Web・アプリ行動を見ていると、テレビの視聴を奪う行動というより、番組視聴時のメディア行動がひろがっているという印象を受けます。

 

→新しい動き(web)と古い動き(テレビ)の話になると、ゼロサムゲームの話になってしまうが、データが示す通りそうでもなかったりする。

 

Kindleストア、NHK出版の電子書籍を最大30%オフで販売する「NHKブックス創刊50周年記念」を開催中 | 書籍 | Macお宝鑑定団 blog(羅針盤)

 

Amazon Kindleストアが、NHK出版のNHKブックスを最大30%オフで販売する「【30%以上OFF】NHKブックス創刊50周年記念」を開催しています。

 

→この値引きのためにNHKAmazonに何を差し出したのだろうか?

 

リアル書店の在庫を検索できるアプリ「honto with」 丸善・ジュンク堂・文教堂に対応 - ITmedia ニュース

 

本の店頭在庫や棚の位置、レビュー、電子版の試し読みなどが可能。通販サイト「honto」から紙の本や電子書籍を購入することもできる。 アプリやhontoサイトで見た本は「チェックした本」リストに自動的に追加され、購入したい場合は「欲しい本」リストに簡単に移動できる。「欲しい本」リスト上のすべての本の在庫を複数の店舗から一括検索することも可能だ。

 

→書店は本を買うために行く場所ではなく、検索できない本を探しに行く場所。それとまったく逆行する動き。検索している時点で本屋に行く必要は特にない。本を買うことはAmazonに任せておけばいい。

 

本を書く過程で読者を集め電子書籍を出せる機能を追加。更にスマートフォン対応も。|株式会社WOODYのプレスリリース

 

WOODYをリリースして以来続けた作家やユーザーへのヒアリングの結果、本を出してみたいという欲求はあるものの「1人で書き続ける事が大変だ」という課題が顕著にある事が分かりました。

 

→顧客の声から生まれた良い例。「編集」の再定義と言える。

 

日本初!売れるタイトル考えて最高10万円をGET!「電子書籍タイトル募集キャンペーン!」を開始します。 - CNET Japan

 

BookRepublic事務局は、2014年12月1日よりみんなで作る電子書籍ソーシャルサービス「ブクリパ」の新サービスとして、「タイトル会議」を開始しました。サービス開始を記念して、同キャンペーンの開始を実施いたします。 「タイトル会議」では、投稿されている作品に対して、タイトル・サブタイトルの提案・投票を行うことができ、電子書籍のタイトルを読者が提案できる日本初のサービスです。 タイトルの提案を行えるのは作品の応援者のみで、ユーザにより人気投票を行います。

 

→今まで編集者と著者だけの場であった本創りのオープン化。クローズドな世界をオープンにする手法は他の業界でも応用が利きそう。

 

“ニコニコ書店会議”第3章は12月7日、山形県天童市のTENDO八文字屋で開催 創業300年の老舗書店チェーンでビブリオバトル! - ファミ通.com

 

インターネットを通じて本屋の魅力、本屋のおもしろさを全国に発信

 

角川歴彦氏、「リアル書店の維持がネット書店への対抗軸」 - 新文化|WEB本の雑誌

 

角川歴彦取締役相談役は、リアル書店を「ネット書店への対抗軸」と位置付け、アマゾンとの関係について「ネット書店は大きな取引先であり大事にしていくが、対抗軸をつくることが健全な業界発展に結びつく」と述べた。また、大阪屋への出資については「取次会社を救済するのではなく、取次会社と取引きしている書店を救済することが目的」とし「出資した出版社の力で、再建も軌道に乗りそうである」と報告した。

 

→「対抗」という軸でとらえる必要はあるのか?

 

小倉の「本を売らない書店」が販売も開始-漱石にほれ込んだ店長 - 小倉経済新聞

 

同店は、北九州市内のリノベーション物件や事業の情報を収集し発信する「リノベーションまちづくりセンター」の機能も併せ持つ。

 

→「書店」は本販売する場所だけではないことが分かるいい記事。

 

文庫本をファッションの一部に? 「文庫女子」フェアの狙いとは - ITmedia eBook USER

 

フェアを通して「文庫を持つことがオシャレ」といったトレンドが誕生することに期待しているという。

 

ファッション業界のプロ達の人生や素顔を紹介するヒューマンドキュメント誌創刊 | Fashionsnap.com

 

憧れの女性たちの“ちょっと贅沢でリアルな旅体験”を「のぞき見する」という特別な付加価値を読者へ提供していきます。

 

はあちゅうをいっぱい揃えましたよ的な感じでしょうか。

 

 

編集ハ(ファ)ック~編集を「編集」します~