ietyan

頑張ります。

旅をする人と本を読む人の軸で人間を分析してみた。

 

よく旅行をするようになって、人の学び方には2種類のフィルターがあるのではないかと思っています。

 

一つ、旅を通して、自分で直接かんじた事を通して、学ぶ。

 

二つ、読書を通して、先人が長年研究して、ある程度答えを出した客観的な知識を通して、学ぶ。

 

バランスが大事なのは言うまでもないですが、この2つの軸で分類してみました。

 

縦軸が、「旅をする・しない。」ここでは経験を大事にする、行動力があるというものとして捉えています。

 

横軸が、「本を読む・読まない。」ここでは客観的知識を得ようとする意欲あるかないかというものとして捉えています。

 

①「本を読まない×旅をする」。

行動力はあるが、自分が旅を通じて得た体験が絶対的なものであると思い込んでいるタイプです。その体験を読書を通じてブラッシュアップしようという意識がなく、なんら裏付けのない体験で終わってしまっている可能性が高いです。行動力があるがゆえに、自分の価値観が正しいと思い込んでしまうという矛盾があります。

 

②「本を読む×旅をする」。

体験で得た知識に頼るだけでなく、謙虚に先人たちの研究に耳を傾けようとするタイプです。例えば、旅で出会った少数民族の歴史や文化などが学問的にどうやって解釈されてきたかを確かめるなど。一方で、本で得た知識を実際に現地に行って、確かめる行動力もあります。東南アジアの市場が大きくなっていると本で学び、現地に出向いてどれくらいの人がIPHONEを持っていたりとか、不動産の価格を観察したりなど。

 

③「本を読む×旅をしない」。

頭でっかちな人間でしょうか。頭の中が他人の知識ばかりで、深みがないというかリアル感がない話になってしまいがちです。

 

④「本を読まない×旅をしない」。

何も知らずに生きていく。価値観がずっと変わらない。これはこれで幸せだと思います。人間決断する状況が増えるとストレスがたまるという話も聞きますから。

 

以上2軸を基に4種類のタイプを考えてみました。

 

読書で有名な出口治明氏も著書『ライフネット生命社長の常識破りの思考法 ビジネスマンは「旅」と「読書」で学びなさい!』で同じことを述べていると思います。

 

 

 

②「本を読む×旅をする」人っていうのは、学びが多い人ではないかと思います。

 

旅は主観のかたまりだと思います。でもその時にしてもらった親切や友情などは本では身に着けられないものです。他人を動かす、自分を動かす大きな力になると思います。

 

本は時間軸を超えて学べるものです。リアルに体験できないことは本を通じてしか学ぶことはできないと思います。

 

この4つのタイプって自分がどの価値観や情報を大切にしているかが分かる気がします。

 

行動してえられる実体験?本で得られる膨大な客観的な情報?

 

整理がてらまとめてみました。