メディアの未来(33)~メディアはデジタル・サービス・カンパニーになれるか~
「書店」「印刷」「電子書籍」「出版」「広告」「編集」「クロスメディア」「PR」「コンテンツマーケティング」「オウンドメディア」「新聞」「古本屋」「雑誌」「キュレーション」といったワードからメディアの新しい取り組みのニュースの紹介と一言コメント。
20150110
日本ケーブルテレビジョンとサムライトが共同でオウンドメディア「Social Likers!」の提供を開始 - WorkMaster(ワークマスター)
JCTVとサムライトが共同で「Social Likers!」のコンテンツ企画を行い、サムライトにて記事を執筆する。
【新年のご挨拶】コンテンツマーケティングの真価が問われる年 | インフォバーン総研 | インフォバーン
2015年はコンテンツマーケティングの真価が問われる年になるかと思います。優良なコンテンツと、適切なディストリビューション手段がコンテンツマーケティングの決め手となり、結果をどう求めてアウトプットしていくのかということが大切になります。自社の顧客を知る、UX戦略の重要性は増します。これまでに培ったオウンドメディアのコンテンツとオーディエンスデータをどうビジネスに活かしていくかということも新しい挑戦となるでしょう。
コンテンツマーケティングの4つの型 | CONTENT MARKETING LAB(コンテンツマーケティングラボ)
コンテンツマーケティングの4つの型
(1)エデュケーショナル型は、いきなり商品を売り込むのではなく、お客様の疑問や困りごとに対してコンテンツで答える手法です。
(2)コンテンツSEO型は、よく検索されているキーワードできっかけを作る
(3)ネイティブ広告型は、他メディアの力を借りてきっかけを作る
(4)面白コンテンツ型誰は、もが興味を持つ「面白いコンテンツ」の力を利用して、生活者の関心を惹きつける手法です。
情報処理学会がニコニコと提携へ、学術コンテンツの新たな流通基盤を目指す | マイナビニュース
取り組み第一弾として、2015年3月17日~19日に京都大学で開催される「情報処理学会第77回全国大会」を「ニコニコ生放送」で生中継。また、同団体は公式ニコニコチャンネルを開設し、学術講演などの生中継を実施するとともに、永続的なアーカイブを行う。さらに今後は、学術論文をニコニコで閲覧可能にするなど、学術コンテンツの新たな流通プラットフォーム構築を目指していくという。
→さらにログミーが連携して、書きおこし!
Amazon.co.jpが新サービス、マンガ雑誌を毎号無料で自動配信! ネットベンチャーニュース
話題のグルメ系Webメディアまとめ11選|Ferret [フェレット]
→BtoC、BtoB、CGM、キュレーターによるキュレーション、アルゴリズムによるキュレーション、ニュース中心、オピニオン中心、レシピ、レストラン情報というように切り口はいくらでもあってそれをいかに組み合わせるかが重要だなと改めて思った。
情報プラットフォーム全盛から強いコンテンツが求められる時代に | 長澤秀行
他のポータルサイトに読者の閲覧データを握られることも、コンテンツ配信の実権を握られて収益化に苦労することもなかったはずです。それは自分の強い反省点であり「メデイアの苦脳」を書いた動機のひとつです。
→新聞が自前で配信の実験を握れるかどうかは重要な論点。
2014年、新聞の総発行部数は4536万部 ── 過去最大の減少幅で163万部減らす | マイナビニュース
長崎市内で「書道バー」-書道を楽しむ新しいスタイル - 長崎経済新聞
→新規顧客をつかまえるには、やはりユニークさ。
瀬尾:僕はメディア、特にジャーナリズムは社会にとって必要なものだと思っています。ジャーナリズムは民主主義社会の中でも大切な役割だと思います。また、新しい才能や社会に埋もれている問題にスポットライトを当てる能力もあります。これを次の時代につなげるために立ち上げたのが、「現代ビジネス」というWebメディアです。
高橋:現代は、モバイルを制するものがニュースを制する時代だと思います。特に韓国と日本は、スマホやタブレットの使用者がとても多く、韓国は80%、日本も50%以上です。CPMという、1000回のクリックで得られる広告収入を示した数値があります。これがPCだと100~200円、スマホだと10円になる。なので、PCの方が20倍も広告の単価が高い。そうした中でビジネスモデルをどうやって作っていくかが、今後の課題ですね。
佐々木:今、メディアは大転換期にあると思っています。 なぜかと言うと、3つのテクノロジーの波が来ているからです。1つ目がモバイル化、2つ目がデジタル化。そして最後がソーシャル化です。過去の歴史を見ても、新たなテクノロジーが生まれたときには新たなメディアが生まれているので、今は新しいメディアを作る絶好機かなと思っています。
高橋:「The New York Times」なら真ん中に物語(ストーリー)があります。社会問題を追及するときも、市民を主役にするんです。日本は主語が権力権威の記事ばかりなので面白くない。
安倍:今のメディアにはソリューションが全くないんですよ。情報は学者の人がツイートしたり、ブログに書いたりしてとっくにネットに出ているんですよ。
→メディアの最終的な生き残りは、サービス業になるかサービス業がメディアを作る手伝いをするかのどちらかであると思う。
シリコンバレー101 (597) Facebookよりも読書、ザッカバーグ氏の今年の抱負は"メディアダイエット" | マイナビニュース
2015年のメディアづくりに参考になりそうなスマホや動画に関するデータ10選 - メディアの輪郭
「本を読む時間を作るためにメディア・ダイエットを進める」
加速するインバウンド系メディア、「ガイドブックにはない情報」で日本を好きに | オルタナS
訪日観光客は増えいている。2003年には521万人だったが、10年後の2013年には2倍となる1036万人を記録。政府は5年後の2020年に2000万人を目標に動いている。
→ビザの問題で来たくてもこれていない中国人は山ほどいる。やはりソーシャル・リクルーティングが立ち上げるメディアは日中でか。
エグゼクティブ層向け金融経済メディア「ZUU online」が ニュースポータルサイト「エキサイト」へコンテンツ提供開始 - ValuePress! [ プレスリリース 配信サイト ]
→コンテンツ配信ってなんでするんだろう。
ブック・コーディネーター内沼晋太郎が見た全国の本屋、「たびのたね」で連載スタート - ITmedia eBook USER
【ロンドン発】老舗が仕掛ける、ブックストアの未来型。|NEWS - フィガロジャポンオフィシャルサイト madameFIGARO.jp
1903年から続く老舗書店「フォイルズ」が、著者と交流できるワークショップやWiFiで売り場や在庫確認ができるシステムなど、21世紀型の本屋への転身を掲げ、移転オープン。元セント・マーチンズの校舎だった建物を改装し、カフェ、イベントスペースも併設する英国最大の本屋になった。
→著者との交流をコンセプト、小説家の卵との交流をコンセプトにしたカフェというのはありかな。ネットでスケジュールを公開して、リアルで作品のインスピレーションをもらう。
世界中の猫グッズと新旧の猫本が集まる世界 | roomie(ルーミー)
古書から最新の本はもちろんのこと、世界中の猫雑貨なども販売しているオンラインの猫本専門店なのです。
→「猫」という実体。そこから物販もできるし、情報としても伝えられる。
第4回 高島恒雄(講談社 デジタルビジネス局 デジタルプロモーション部部長)「本が人に会いに行く ――講談社の全刊行物をプロモーションする仕事」3/4 (1/2)
このサイトの中でもっとも見られているのは「発売予定」というカテゴリですね。実は出版社が持っている唯一の“ここにしかない情報”って何なのかと言うと、「これからどういう本を刊行するのか」という情報なんですね。
→出版社がパブリッシャーになれる差別化はここにあるかもしれない。
漫画界が変わる!講談社、全コミック誌を電子化へ 紙と同時配信 「ライバルは他の出版社だけではない:(*゚∀゚)ゞカガクニュース隊
同社のデジタルビジネス局の担当者は「ライバルは他の出版社だけでなく、動画やゲーム。並みいるコンテンツの中で選び取ってもらえる工夫をしていきたい」
ニューヨーク・タイムズ編集次長がバイラルメディア「Upworthy」に移籍、編集ディレクターに就任 - メディアの輪郭
→海外の人材の動きを翻訳するのは良い案。
ベテランジャーナリストによる政治アグリゲーションメディア「Right Read」
ジョセフさん自身が他メディアの政治ニュースを広く読むことで、そのなかから最も重要なものだけを選んで集めていきます。
→やはり最後は個人がキュレーションする状態に落ち着くのではないかと思う。