Xiaomiがあらゆる機械のプラットフォームを目指していることを再確認できた発表会
15日に今世界で最も注目を集めるスタートアップ企業「Xiaomi」の新商品説明会が北京にてありました。
引用:http://static.xiaomi.cn/115
小米科技(Xiaomi)、5.7インチスマートフォン「Mi Note」を新フラッグシップ製品として発表、2KディスプレイやS810プロセッサを搭載した上位版もあり | ガジェット通信
そのプレゼンは何から何までIPHONEを意識したものでした。
今回もIPHONEと同レベルもしくはそれ以上のスペックを持ちながら、値段は破壊的な安さでした。各メディアもこぞって「メーカー」としてのXiaomiを取り上げています。
しかし、今回の発表会で改めて感じたのは、「サービス業」としてのXiaomiでした。
後半はもっぱら「Mi Note」の説明でしたが、前半はXiaomiが何を目指していくかという話でした。その何を目指すのかがはっきりとわかるのが以下の画像です。
引用:http://static.xiaomi.cn/115
画面真ん中の「云」はクラウドを指します。その下に繋がっているのは、洗濯機・冷蔵庫やエアコン。Xiaomiのスマートフォーンと家電製品がクラウドで繋がっていることが分かると思います。
その証拠に「美団」という中国最大手の家電メーカーに投資したことも今回の発表で触れています。
引用:http://static.xiaomi.cn/115
今回の発表で改めてXiaomiが「メーカー」ではなく、「サービス」企業として事業を展開していくことが分かりました。ここまで来ると、Xiaomiの競争相手はサムスンではなくGoogleやAmazonになってきます。日本のメディアでXiaomiを「サービス」企業と捉えている記事はあまり出てきませんが、(※最近NewsPicksで連載されました。)サービス業としてのXiaomiに引き続き注目していきたいです。