メディアの未来(2)
「書店」「印刷」「電子書籍」「出版」「広告」「編集」「クロスメディア」「PR」といったワードからメディアの新しい取り組みのニュースの紹介と一言コメント。
20141107
・大人気作家「カナヘイ」と商品化、広告、映像化の独占契約を締結 - WorkMaster(ワークマスター)
TXCOMは、代表作の「ピスケとうさぎ」を始めとする「カナヘイと小動物」シリーズのキャラクターの商品化、デジタル・コンテンツ、テレビ番組コンテンツやデジタル媒体の開発・運営及びクロスメディア広告事業を展開する。
・ベクトル、記事作成から配信までワンストップで提供——NewsPicksなどニュースメディアと提携 #広報会議 | AdverTimes(アドタイ)
ベクトルは10月30日から、戦略PRとアドテクノロジーを掛け合わせた情報発信をオンライン上で完結できるプラットフォーム「Native News Wire」の提供を始めた。 このサービスでは、まずNative News Wire のサイトにPRしたい商品やサービスの情報やリーチしたいターゲット情報を入力。その後、提携している40以上のニュースメディアの中から、情報を掲載したいメディアを選択すると、記事コンテンツとして露出を図ることができるという仕組み。 記事をキュレーションアプリに配信させたり、外部メディアの広告枠などに表示させることも可能だ。
今までにもありそうなサービスかなと思うのですが、一貫でやるのは初めてでしょうか?
・【日本の議論】「アマゾンが牙をむいてきた」怒る日本の出版社…契約内容で取引各社を“格付け”、アマゾン優位の関係に懸念(1/3ページ) - 産経ニュース
ネット書店最大手のアマゾンと出版各社との軋轢(あつれき)が相次いで表面化している。自社に有利な条件で契約した出版社の電子書籍を優先的にPRする手法が「不公平だ」と反発され、学生限定で行っている本のポイント還元サービスは再販制度をめぐる論議に。
法律で規制しようとしても無駄だし、どう戦っていくかを考えるしかないですよね。
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)グループの電子書籍サービス「TSUTAYA.com eBOOKs」が10月31日に全コンテンツの販売を終了した。12月31日をもってすべてのサービスの提供が終わり、購入した電子書籍のPCでの閲覧やアプリでの再ダウンロードができなくなる。
国産はいつサービスが終了するか分からない→Kindleで良いやって流れになりそうです。
・「電子出版で自費出版の価格と流通の限界に挑戦」電子出版社ハッカドロップス - ハッカドロップスのプレスリリース
電子出版社ハッカドロップスは高額なイメージが強かった自費出版を電子出版という形でパック料金で24万円からとリーズナブルに提供。かつAmazon,ibookstore楽天kobo,Googleplayという電子書籍販売プラットフォームを通じて電子出版した書籍を世界中に配信。自費出版の価格と流通の限界に挑戦します。
高額な自費出版だと150万円もするのか。
・夢の本屋生活!「ジュンク堂に住んでみるツアー」開催 - 15万冊の本を有するプレスセンター店の「住み心地」とは? | マイナビニュース
イベント関連ツイートは1万9,000リツイートされるほどの反響。ツアーの定員は3組6名にもかかわらず、6日間の募集期間中に約2,800通の応募が殺到したという。倍率は何と933倍…非常に狭き門となった。
顧客と書店がいかにつながっていくのかを考える最たる例。
・大型書店の権威健在・本の調達場所の実情を探る - ガベージニュース
しかし「図書館で借りる」「家族・友人に借りる」の点では女性が男性に比べて大きな差異で高い値が出ている。読書意欲は旺盛だが予算繰りを考慮し、金銭的負担を減らすための知恵を働かせているものと考えられる。
・鳥取)書店の魅力、ニコニコ生中継 9日に米子で開催:朝日新聞デジタル
書店の魅力や本のおもしろさをインターネットの動画で生中継して伝える「ニコニコ書店会議」が9日正午~午後4時、本の学校今井ブックセンター(米子市新開2丁目)で開かれる。視聴者と来店者が一緒に歌を楽しみ、来店者らがお薦め本を紹介する。
紙とネットが融合した企業だからこそできる面白い試み。
1665年のこの日、現存する世界最古の新聞「オックスフォード・ガゼット」(現在のロンドン・ガゼット)が創刊された。イギリス政府の官報で最初は手書きであったが、のちに印刷となる。世界で最初に新聞が刊行されたのは17世紀のドイツであるが、イギリスでは1695年に特許閲覧法が廃止され、新聞が自由に刊行されるようになった。
・Criteo、異なるデバイスでも特定の個人に広告を発信する新ソリューション | マイナビニュース
クロスデバイス広告ソリューションは、膨大なデータ量の中からユーザーごとに興味・関心ある広告を提案するパーソナライズ広告の新たな手法。ユーザーの所有する複数のデバイスにまたがって行動履歴を調査し、さまざまな端末に広告を提案できることが特徴だ。例えば「ランチタイムに職場のラップトップで商品を見た消費者が、同日の夜にスマートフォンやタブレットでシームレスにその商品を購入できるよう促す」といったことができる。
職場でも家でもネットを通じて世界がつながっていく。
編集ハ(ファ)ック~編集を「編集」する~