大阪都構想が否決された今だからこそ読みたい、「日本人論」4冊
橋本さんが負けました。まじか!みたいな声が聞こえそうですが、リバタリアン的発想でほぼ過半数の票も取ったことの方がすごいと僕は思います。。。
こういうときって、「やっぱり日本はだめだ!」とか「日本人は変われない!」とかついつい言ってしまうんですけど、「日本人」は今までどのように議論されてきたんでしょうか?過去の研究を知ってからでも遅くはないかと。
ということで、僕は専門でなんでもありませんが、日本人論で読んで面白いと思った本を4冊紹介します。
池田さんが、過去の日本人論をまとめたものです。結局、従来の「空気」が支配する日本という結論に落ち着いたそうです。
進化論や投資で有名な作家の橘玲さんの本です。従来の「日本人」論に異を唱え、日本人は世俗的であることを様々なデータを使って説明しています。
これとかも有名ですね。戦略論の話ですが、日本の組織についても言及しています。
- 作者: 戸部良一,寺本義也,鎌田伸一,杉之尾孝生,村井友秀,野中郁次郎
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1991/08
- メディア: 文庫
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これは、戦後の日本人が「勝ち組」だと思い込んでいた人生設計が、現代においていかにリスクかを説いたものです。上記の橘さんの集大成。ローン組もうと思っている人はこれを読んでからした方がいいですね。
後は『空気の研究』とか。山岸さんの本は引用でしか読んだことないけど読んでみたい。
では。