メディアの未来(6)~グノシーはニュースではなく物を薦めてくる~
「書店」「印刷」「電子書籍」「出版」「広告」「編集」「クロスメディア」「PR」といったワードからメディアの新しい取り組みのニュースの紹介と一言コメント。
20141111
・拡大中のスマホ動画広告市場へ:PR会社のベクトル、動画に特化したクラウドソーシングサービスを開始 - ITmedia マーケティング
Video Timesには100人以上のディレクターが登録されており、クライアント企業は動画制作の要件をフォームに入力すればその中から最適なクリエイターとのマッチングを行う仕組み。会社紹介や商品サービス紹介、営業ツール、動画広告などの目的に応じたさまざまな動画を30万円から制作できるという。
ノウハウを持っているだけでなく、そのマッチングサイトも使ってしまう。
・電子書籍なのに手渡しで売る、これだ。同人誌即売会で見た対面電子書籍頒布の可能性 - エキレビ!(1/3)
ネットの電子書籍のデメリットの一つが、中身が見られないこと。しかし対面電子書籍の場合、サンプルをちゃんと置いている場合が多いです。ひと通り読むことができ、手渡しで交流できるのは、即売会の楽しみです。
紙はサンプルとして使い、電子書籍では販売するスタイルは一般書店でも取り入れられてきそう。
・宮城県に特化した電子書籍ポータルサイト『miyagi ebooks』が学校案内などを閲覧できる『学校ebooks』特設サイトオープン!|プレスリリース配信サービス【@Press:アットプレス】
『miyagi ebooks』(ミヤギイーブックス)とは、インターネット上で、宮城県に関連した電子書籍を無料で閲覧できる、地域特化型電子書籍ポータルサイトです。 宮城県内の自治体などが発行する印刷物を電子書籍化し、本サイトに集約、情報の玄関口とすることで、宮城県に住む人たちや宮城県に関心のあるすべての人たちに、暮らしに役立つ情報や、観光の魅力を知っていただくのが目的です。
地域の人のための情報をすべてネットに集約するのはありがたい。
・(米国事情)70万冊が読み放題! Kindleに新サービス登場:音楽、映画に続き書籍も月額固定制へ移行開始?《IT羅針盤》
これは、月額9.99ドルで[注]、約70万冊の電子書籍を無制限に読めるサービス。何冊読もうが、月額固定の料金は変わらない。サービスを利用するには、「Kindle」アプリが使えればOK。
紙の本もこういった定額制みたいなのは生まれないだろうか。
・週刊金曜日ニュース» ブログアーカイブ » 『NOヘイト!』刊行に向けて都内集会――「出版の製造者責任」とは
相次ぐ嫌韓嫌中本の出版への対抗方策を考えるイベント「『NOヘイト!』刊行前夜 出版の製造者責任を考える」が10月22日、東京都内で行なわれた。
・キュレーション型英語学習自分の好きな分野のニュース記事を読んで英語学習ができる。分野は、ビジネス、トラベル、ファッションなど15以上の分野から選択可。
・ペースメーカ機能英語のリーディング時に適切なペースで学習できるペースメーカ機能を搭載。リスニング時に必要な英語を頭から理解する英語脳を鍛えることができる。TOEICのリーディング対策に最適。
・ワンタップ辞書記事を読みながら、わからない単語があれば、ワンタップで辞書が表示される。
・自分だけの独自単語帳調べた単語は保存され、自分だけの単語帳になり、フラッシュカードやスペルチェックテストで反復学習ができる。
重宝しそうです。
・「ニュース特化から“情報キュレーション”アプリに」 Gunosyがプラットフォーム構想を発表 - ITmedia Mobile
Gunosyを5000万人が生活する都市に――Gunosy CEO福島良典氏が、ニュースキュレーションアプリ「Gunosy」のプラットフォーム化を発表。「スマホ・ポータルを再定義する」と語る福島氏は、Gunosyを生活をより便利にするさまざまなサービスを利用できるポータルの入口と捉え、魅力的なサービスの提供を続けることでさらなるユーザー獲得を目指す方針を示した。
広告で成り立つメディア企業では厳しいということか?これからはECサイトを通り越して商品を個別に薦めてくるサイトになっていきそうです。毎朝スマホを開けるとグノシーが、「今日はこの商品を買った方が良い」みたいに薦めるのが普通になりそうです。
編集ハ(ファ)ック~編集を「編集」する~