中国検索サービス最大大手のBaiduと提携・合弁している日本企業一覧
中国にはBATといわれる3大インターネット企業があります。頭文字をとってBaidu、Alibaba、Tencentです。
インターネット企業が中国に進出する際には、市場を独占しているこれらの企業と提携する例が多いです。
ということで、BATと提携・合弁している日本企業を探し出し、中国インターネット市場にまけじと挑戦しようとしている日本企業をピックアップしてみます。中国市場進出を考えている企業のケーススタディとして参考になれば幸いです。
※記入されいていない事例あれば教えていただきたいです。
まずはBaidu。
Baidu
中国最大の検索サービスを提供するBaidu。創業は2000年で、2005年にナスダック上場。2014年通期売上は約490.5億元(約9320億円)、対前年成長率+53.6%。
参考:Baidu(百度)2014年10-12月期売上は140.5億元(約2670億円)でモバイル売上比率が42%。12月検索広告売上モバイルが過半数 | Exchangewire Japan
Baiduと提携している日本企業
Google日本で、「Baidu 提携」「Baidu 合弁」と検索し、該当するものをピックアップしました。
・マイクロアドチャイナ、アジア最大級の検索サービス「百度(Baidu.com)」と業務提携 「MicroAd BLADE」を活用した訪日中国人向け広告商品の共同開発・販売を開始
本サービスの提供により、広告主は中国国内のインバウンド潜在顧客ユーザーに対して、より効果的な広告配信が可能となります。なお2014年12月より、本サービスに関するセミナーを東京・大阪・福岡にて開催する予定です。 マイクロアドチャイナと百度(Baidu.com)は、両社の協力体制のもと、マイクロアドの持つ最先端の広告配信テクノロジーとバイドゥの中国における幅広いネットワークを活かして、インバウンドソリューションへの貢献および新規顧客の拡大を目指してまいります。
・書籍発見サービスのBooklapがBaidu(百度)と提携、名言コンテンツの提供を開始
Booklap を運営する Prosbee は本日、世界第二のサーチエンジンである Baidu(百度)と提携し、Hao123 上に Booklap コンテンツの提供を開始したと発表した。
・アクセスブライト、百度(Baidu)と中国でのプロモーション領域において提携
Booklap を運営する Prosbee は本日、世界第二のサーチエンジンである Baidu(百度)と提携し、Hao123 上に Booklap コンテンツの提供を開始したと発表した。
Viki社は、この提携を通じて百度の動画検索サービスを利用する中国国内の月間視聴者2億3700万人に、有志の視聴者コミュニティによって中国語や英語に翻訳された、数百時間に及ぶ著作権取得済みの世界各国のテレビ番組、映画コンテンツの配信を開始します。
・SMエンターテインメント、中国最大級の検索サービスBaiduと提携
BaiduとIqiyiは現在、中国で最も大きな影響力を持っている検索サービス、動画専門サイトである。Iqiyiの場合、持続的に韓流関連コンテンツを生産し、昨年から業界で頭角を現しながら迅速に成長した動画専門サイトで、ドラマ「星から来たあなた」を提供して認知度が急上昇した。
当社では、バイドゥ株式会社のマーケティング・ノウハウを活用し、以下の3点を柱としたサービスを提供いたします。 @ 中国での商品販売やサービスの提供を検討している日本企業を対象としたサポート A 日本への中国人観光客をターゲットとした、商店やレストラン、旅館等を対象としたビジネス支援 B 中国ECモールへの出店を検討している日本企業を対象としたサポート
・アドウェイズチャイナ、アジア最大級の検索サービス「百度」の『2013年度優秀代理店』に認定
『優秀代理店』とは、「百度」が提供する検索連動型広告やモバイル向け検索連動型広告の取扱高やアカウント数等を総合的に評価し、対象期間において優れていた企業が認定される制度です。このたび、「百度」認定の優秀代理店は日系の正規取扱代理店45社の中から現在3社が認定されております。
・DeNA中国子会社が百度と業務提携、中国版Mobage事業で協力
今回の業務提携では、「百度・易」搭載スマートフォンのホーム画面に標準搭載されている公式アプリストア「易商店」に中国版Mobage専用コーナーを設けて、中国版MobageのAndroid向けゲームアプリ一覧が表示されるようにした。「百度・易」搭載スマートフォンのユーザーは、起動後2回の画面タッチでMobageへアクセスできるようになる。
・ニッセン、中国最大手の検索サイト百度(baidu)と提携。中国国内でのeコマースに進出。
具体的な提携内容としては、「Baidu.com」上で「百度 日本の窓 ニッセンエリア」を2009年2月上旬に解説。ニッセングループの海外顧客向けショッピングサイト「JSHOPPERS.com」を紹介する。
今回の提携により、バイドゥ側は、Hao123のユーザーに豊富なコンテンツを提供することができ、Prosbee側は、バイドゥがもつHao123のユーザーを得ることで、お互いに相乗効果がある提携になることを目指しております。バイドゥがProsbeeとの提携を決めた理由としては、Hao123の主なユーザー層は30-40代であり、これは読者人口が最も多い世代であることから、読書コンテンツの充実化を通じてユーザーの潜在ニーズに応えるものです。またBooklapは、読者の感動した名言を見ることで、新たな本との出会いを体験できるという、ユニークなコンテンツをもっているという点も提携に至った強い理由です。
Baiduと合弁している日本企業
・報道発表資料 : NTTドコモと中国Baiduの合弁会社への出資完了について | お知らせ | NTTドコモ
ドコモと百度は、2011年1月31日に中国本土で携帯電話向け付加価値サービスやデジタルコンテンツを協業して提供することに合意しており、共同で設立した合弁会社、百度移信網絡技術(北京)有限公司[本社:中国・北京、CEO:岳 国峰(ユエ・グオフェン)、以下 百度移信]を通じて、同事業を拡大していきます。 百度移信は、スマートフォンを含む携帯電話向けの有料コンテンツを配信するプラットフォームを運営しておりますが、今後はドコモが日本で培った付加価値サービスのノウハウと、百度の中国におけるブランド力およびユーザー基盤を活用し、サービスやコンテンツを充実させてまいります。
・楽天、中国のEC事業に参入。Baiduと合弁会社設立で -INTERNET Watch
合弁会社の出資総額は、当初の3年間で約43億円(1人民元=13.11円換算)。出資比率は楽天が51%、Baiduが49%を予定し、代表者は楽天から派遣する予定。合弁会社では、Baiduが持つ中国国内における集客力とマーケティング力、楽天が持つECプラットフォーム技術とショッピングモール運営のノウハウを組み合わせ、中国国内で最大規模のインターネットショッピングモールを目指す考えだ。
・中国Baiduが合法音楽配信サービス、Sony Musicなど3社と合弁で
この契約に基づき、3社は楽曲のカタログと今後新たにリリースされる楽曲をBaiduにライセンス供与する。Baiduでは、すべてのMP3検索サービスと、新たに発表したソーシャルミュージックプラットフォーム「ting!」において、再生またはダウンロードあたりの報酬をコンテンツ所有者に対して支払う。 「ting!」は、合法的に楽曲のダウンロードまたはストリーム再生が可能なソーシャルミュージックプラットフォームで、広告ベースで運営されるためユーザーは無料で利用できる。